2010年10月13日水曜日

コーチングのプロが使う質問力とは?

「質問力」という言葉。

ときにコミュニケーション力にも含まれる場合もあり、
ビジネスシーンにおいて身につけておきたいスキルとして
非常に人気のカテゴリかと思います。

今日はその「質問力」に関しての記事。

とあるブログの書評ブログのような記事からですが、
非常によくまとまっていましたので、
how to記事みたいな形でご利用いただければと思います。


≪よい質問のつくり方≫

■オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンをうまく使い分ける

質問力の基本は、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを使い分けること。

オープンクエスチョン
答えの幅が相手に委ねられている質問。
相手の考えを聞きたいとき、話を広げたいとき、感覚・感情を聞きたいときなどに適している。
例)会話をする上で重要だと思うことは何ですか? あの映画どうでしたか? など
クローズドクエスチョン
答えがYesかNoかに絞られる質問。
事実をはっきりさせたいとき、答えをすぐにだしてもらいたいとき、会話を切り出したいときなどに役立つ。責めているような印象を与えるので注意。
例)この仕事は終わりましたか? これで準備は万全ですね? 今度サッカーするんですね? など
人に行動を起こさせるにはオープンクエスチョンを多めにし自発的に考えさせる。

■オープンクエスチョンのつくり方

オープンクエスチョンをつくるのは5W1H
WHATは問題をはっきりさせたり事実を明らかにする。
質問力を磨くとどんなメリットがあるの?など
WHYは説明を求める。責めてる印象にならないように注意。
なんで質問力を磨こうと思ったの?など
HOWはアイデイアを探ったり相手に考えさせる。
どうやったら質問力を磨けるの?など

■よい質問をするためのコツ

答えを誘導する質問はしない。発見を促したり、問題を解決する質問にはならないため。
質問はシンプルに的確に。
質問は一回に一つ。そうしないと相手を混乱させる可能性がある。

≪会話の流れのつくり方≫

質の高い人間関係を築くための会話は目的を持った会話。
うまくいく会話は問題が1つに絞られている。会話の流れを意識するとうまくいく。
※すべての会話でこれを意識したほうがよいというわけではない。いつもこれを意識してると息がつまりそうなので。
会話を始める
相手に焦点を当てる。
オープンクエスチョン。
問題を明確にする
相手に焦点を当てる。
オープンクエスチョン。
議論を発展させる
相手に焦点を当てる。
オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン。
問題を解決する
お互いに焦点を当てる。
オープンクエスチョン。
行動を決める
相手またはお互いに焦点を当てる。
クローズドクエスチョン。

≪話のよい聞き方≫

■人の話を聞けない理由

話し手の方が高い評価を受けると思い込んでるから。しかし現実には、よい聞き手の方が高く評価される場合は少なくない。
相手よりも自分の方が重要な存在と思ってるから。意識して相手を尊重する習慣を身につける必要がある。
相手よりも自分の方が知識があると思ってるから。しかし無知は実際は創造性の源で、発明の多くは無知から生まれている。
集中力には限度があるから。
自分の考えに固執しているから。自分の考え方がしっかりしていればいるほど自分の考えに固執するようになる。
相手の話がうまくないから。必ずしも聞き手が原因ではなく、話し手が原因のこともある。早すぎたりたくさん話しすぎたり話が曖昧だったり。逆にこういうときは質問力の見せどころになる。

■話の悪い聞き方

攻撃的な聞き方。
投げやりな聞き方。アイコンタクトがなかったり、あくびしてたり、てきとーにあいづちしてたり。
相手の話を遮る聞き方。
言葉だけに反応する聞き方。頭が痛いと言ったら薬飲めばいいと返すだけのような感じ。
横柄な聞き方。態度が悪い聞き方。

■上手に話を聞くコツ

会話をする前に「聞くぞ」と自分に言い聞かせるだけで効果がある。

■相手を説得するには

説得するには発見を促すことと相手を支持しているのを伝えることが大切。
オープンクエスチョンで気がかりを引き出し、気がかりにはストレートな事実を伝える。変化によってどんなことが起こるかを相手の立場で考え、効果的な答えを準備しておく。

[参照:コーチングのプロが使っている質問力ノート 3つのポイント プログラマーkkの勉強/成長ブログ@ライブレボリューション(モバイル広告代理店)

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